■1793年にフィンランドヌータヤルヴィ地方にて創業、フィンランドで最も歴史のある老舗メーカーで、幾度もの危機を乗り越えて、現在も工場ではガラス製品が作られています。高い品質とデザイン性によって現在も世界中にコレクターが多い、大変人気のあるブランドです。
■1950年に工場が焼失し、ARABIAを率いるWartsilaグループに売却され、ヌータヤルビィの製品はArabia-Wartsilaブランド下で販売されます。この時の製品にはWartsilaやARABIAのステッカーが貼ってある場合があります。
■1950年にヌータヤルビィのアートダイレクターになったカイ・フランクが日常使えるガラス製品としてブランド化し、ARABIAの販売網を使用することでヌータヤルビィの製品はブームを迎えます。
■1962年に入社したオイヴァ・トイッカは、1964年製造された厚めのプレスガラスとドット模様のカステヘルミで、鮮烈なデザイナーデビューを果たします
■1966年、草花をモチーフとし、エンボス加工されたフローラのガラス製品は、オイバ・トイッカの代表作となり、1991年に生産が終了しています。フローラシリーズは当初、プレスガラスで制作されたのですが上手くいかず、マウスブローに切り替えられことにより、心地良い軽さと、個々に違う光の揺らぎが生まれました。2014年にイッタラ社より復刻モデルが販売されていますが、年代が古いフローラシリーズはヴィンテージコレクションとして人気があります。
■現在ヌータヤルビィはイッタラやアラビアと同じイッタラグループの傘下にあり、昔ながらのブロー技術でオイヴァ・トイッカのBirdsシリーズを生産しています。

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