
Han.J.Wegner (ハンス・J ・ウェグナー)
20世紀の北欧デザイン界に大きな影響を与えた彼は、1914年4月にデンマークのトナーに生まれる。
13歳から家具の修業を始め17歳という若さで木工マイスターの資格を取得。この頃から木の研究を始め、その後コペンハーゲン芸術工芸学校にて家具のデザインを学んだ。卒業後はアルネ・ヤコブセンの事務所に勤務し、家具のデザインに携わった後1946年に独立。「座り易さ」・「クラフトマンシップ」・「デザインの美しさ」の三つのポリシーをコアに持った彼は500種類以上のチェアをデザイン。彼の作品は座りやすさに定評があり、代表作である「Yチェア」は70万~80万脚を販売した。国内外の展示会で数多くの賞を受賞し、その作品のほとんどはNY近代美術館等でコレクションされている。
現在でも追悼展が開催されるほど、愛され続けるデザイナーの一人。